2022年 5月1日牡牛座新月（部分日食）

半年後の理想の自分に出会えるチャンスの時期

半年後の理想の自分に出会えるチャンスの時期

2022年5月1日 5:28に、牡牛座新月を迎えます。
今回は日食を伴う特別な新月となります。
「日食」の中でも、今回は「部分日食」となります。
そもそも「日食」とは、太陽が月に覆われる新月の状態ですが、その覆われる範囲の大小によって「部分日食」「皆既日食」「金環日食」といった状態が変わります。
いずれタイミングの合った時に「日食・月食」の記事も書きたいと思っていますので、お待ちくださいね。

日食・月食ともに、年に2回ずつ起こりますが、今年の日食は２回とも「部分日食」です。
「部分日食」は太陽が月に覆われる範囲が文字通り「部分的」であるので、そこまでパワフルな日食ではありませんが、それでも太陽と月が重なるノード軸に近い新月ですので、いつもの新月よりも特別です。

年2回起こるということは、半年後ごとの節目節目であり、日食・月食の影響は少なくとも半年間は影響が続くということです。
そのため、今回の新月は半年後の2022年10月25日「部分日食」蠍座新月まで少なくとも影響が続きます。
そして、今回の新月にスタートさせた事の結果が出たり、豊さを実感できる実りの時期は、半年後の「部分日食」の後に起こる11月8日の「牡牛座月食」頃に実感が持てるかもしれませんね。

こちらが牡牛座新月（日食）のチャートです。

牡牛座　キーワード

五感、身体感覚、豊かさ、繁栄、慎重さ、安定さ、粘り強さ、審美眼
快楽、所有欲、物質感、実感性、頑固さ、マイペース

12ハウス　牡牛座11度「花に水をやる女」

月のサビアンシンボルは、牡牛座12度「花に水をやる女」
新月の場所は、12ハウスです。

この度数は自分の内面的な幸福を追求していく度数になります。
しかも12ハウスでの新月ですので、より潜在的な心の深い所での幸福になります。

牡牛座ですので、お花は審美眼にこだわります。
自分にとって妥協なく、1番のコレ！のこだわりが詰まったお花を意味しています。
そうやってこだわりで買ってきたお花に水をあげる行為もコツコツと毎日育てていきます。

このサビアンシンボルは、自分の内面の本当の幸せを感じる時間を増やし、その幸せをコツコツと育てていくことの大切さを教えてくれています。
そうやって育てていった幸せの花は、いずれ大きく育ち、他者へその自分の花を見せることもできます。
その幸せの花は「愛のエネルギー」の塊ですので、いずれ豊さのエネルギーとして循環がさてれていきます。

お花＝自分の好きな感覚・五感、興味ある好きな対象などに置き換えてみるといいですね。

この度数が伝えてくれているメッセージ

自分が大切にしたいものをこだわりの目で見つけてみる
見つけた対象を大事にコツコツを愛でて育てていく
育てた対象を他人に見てもらい、反応を楽しで、ブラッシュアップしていく
自分の才能を楽しんで磨くような育成力を育む

自分の宝物を育てることで、豊かさも生まれていく

今回のホロスコープチャートで目を引くのは、やはりASC付近の新月と天王星の合です。
「日食」は、特に「脱皮のタイミング」「生まれ変わりのタイミング」として言われています。
それ位の強い変容エネルギーが出ている日食に、さらに変革の王様である天王星が合しています。しかも、ASCの自分自身の場所にあり、強調が強いですね。
さらに、行動エネルギーの火星と新月がセクスタイルの60度のアスペクトです。
自分自身に対して行動することは、後々大きな生産性へと繋がっていくことを示唆しています。

メッセージとして、こんなエネルギーが出ています。

あなたにとって、これから先、自分の大切にしたい物・対象・自分の隠れていた才能・資質など、今までと違う感覚として新に何かを見つけるかもしれません。
この先、自分がコレ！といったような、大切に愛でていきたいという宝物を見つけてしまった、後戻りはできないような脱皮の感覚です。
それはきっと、今後の私が新しく生まれ変わるような感覚です。

その感覚を得て、その宝物を育てていきましょう。
その育てていった宝物の才能や資質は、結果としてあなただけの減る事のない力強い資産となっていきます。

理想をイメージした者勝ちな、変容のタイミング

そして、魚座での「金星合木星合海王星」を頂点にして、山羊座冥王星と双子座水星によって、小三角のアスペクトを形成しています。
魚座のエネルギーがとても強まっているところに、このアスペクトができています。
小三角は範囲はまだ小さいですが、洗練された能力や応用力を強めます。
表現力の中心になるのは、セクスタイルで囲まれた真ん中の天体になります。
ここでの真ん中の天体は、魚座での「金星合木星合海王星」ですね。
そして、双子座水星、山羊座冥王星からタッグを組まれています。

五感を使って、自分の理想をリアルなイメージとしてどんどんしてみましょう。
この魚座での「金星合木星合海王星」は、イメージした者勝ちといっていいほど、現実化に強い恵まれた新月です。

自分の理想をするもの・イメージしたものを他者に伝えていく、表現していくことで、後々に社会的に認められるがっちりしたエネルギーを組み立てやすい時期です。
この新月は、自分自身がすぐに大きなエネルギーとして動くというよりも、大きな生まれ変わりの変容の入口です。
今、できる・できない関わらず、まずは変容の入口に入ってみないともったいない特別な新月です。
半年後の自分がどうなっているのか？楽しみながら入口に入ってみましょう。

上辺だけでない、本気の選び取るタイミングの時期

今回のこの日食の前日に、冥王星が逆行に入りました。
冥王星は周期が一番遅い天体ですので、私達の実感としてハッキリとした感覚は掴めません。
しかし、その分影響力の大きい天体ですので、ジワジワと最終的には大きな変容が入ってきます。
今回の冥王星の逆行は10月9日までの約五ヶ月、逆行を続けます。
ちょうど半年後に起きる10月25日「部分日食」蠍座新月とダブルで影響力が出てますね。

冥王星は「死と再生」「根底からの破壊と創造」「極限の徹底さ」などの意味を持ちます。
私達自身が「結果として、こうありたい理想の姿」になるために、それに必要なもの、不要なものを、私達は選び取っていくタイミングが人生には多くあります。

冥王星の逆行は、その選び取っていくために必要なもの・不要なものを再確認させてくれるタイミングでもあります。
何か勇気を持って大きな決断をすればするほど、この地球の光と闇の法則の通り、大きな何かが得られます。その決断の分だけ、再生の力も働きます。

この冥王星の逆行期間は、私達にこの半年間でジワジワと今後の人生に何が本当に必要なものであるのか？を教えてくれるでしょう。
半年後、冥王星が順行になると、何か大きなものを手放すタイミングがくるのかもしれません。
いずれにしても、ライトな上辺だけではない、本気の選び取っていくタイミングの時期に入ってきているようです。