金星は内側からの喜びエネルギー
人は何かに夢中になったり、楽しみを覚えると、そのことについて考えたり、行動することが多いですよね。
それはその対象に対して「好き」というピュアなエネルギーが原動力になっています。
この「好き」というエネルギーは、本来、心の内側から出てくるとてもキラキラしたエネルギーです。
子供の「好き」エネルギーなんかは、分かりやすくキラキラしてますよね。
占星術で言うと、この「好き」エネルギーは金星が担っています。
金星が一番輝く年齢期は、16～25歳。
まさに青春時代、人を純粋に好きになれる・何かに夢中になれる時期ですね。
この年齢期を過ぎていくと、太陽期（26～35歳）に入ります。
太陽は占星術で言うメインの一番の天体。
人が自己実現のために「自分がコレ！と決めたものを、この人生で成し遂げたい！！」と強く願い行動に出るときだと言われています。
金星の「コレが好き！」から太陽の「コレを成し遂げたい！」に移行する時期。
一般的にこの20代半ば～30代前半という時期は、就職して数年後であり、転職を考える時期であったり、結婚を考える時期でもあったりします。
大きな人生の転機を迎えた人も多いかと思います。
人は進路を選ぶ時、仕事を選ぶ時など、そして誰かを好きになる時、「好き」というエネルギーで進路や人を決めていくと思われています。
ですが、私達は大人になるにつれて、このキラキラした「好き」エネルギーを感じにくくなってしまう、現代はそんな社会になってしまっている気がします。
引き寄せの基本は金星エネルギーから
スピリチュアルでいう引き寄せは、よく「ワクワク」「心地よい」「好き」というエネルギーから話が始まりますよね。
願いを叶えていくには、心の奥底からの「好き」「ワクワク」といった、占星術で言えば金星エネルギーを自分で感じ取っていくことから始まっていきます。
ですが、過去の私も含め、引き寄せ難民になっている人がいる原因は何でしょうか？
この心の奥底からの「好き」「ワクワク」といった金星エネルギーを感じ取るセンサーが鈍っている人、仮面のウソの「好き」エネルギーを受け入れている人など、原因は様々です。
一番の大きな原因は、「自分らしい生き方をしていない時」、もっと日常場面で言えば「自分の欲を満たせていない時」が積み重なっている原因が多く、この状態では金星エネルギーを感じ取るセンサーが鈍ってしまいます。
つまり、「自分が自分に対しての扱いへの欲」です。
日常レベルで落として分かりやすく例えると、
この何気ない日常の積み重ねが「自分が自分に対しての扱いへの欲」の出方であり、普段自分をどのように扱っているかが金星エネルギーの「ワクワク」を感じるセンサーの敏感度に影響してきます。
いきなり大きな欲に繋がろうとしても、小さな欲を感じることに慣れていなければ、なかなか難しいところです。
そのため、現実を変えるような金星エネルギーの引き寄せスイッチを発動させるには、日常レベルの小さな欲から満たしていくことが大事です。
小さな欲から自分で叶えていくと、いずれは大きな欲を見つけて自分の本質に沿った金星エネルギーのスイッチが押され、現実を変えていく原動力にもなっていきます。
あこがれも金星エネルギー
日常の小さな自分の欲を満たしていくなかで、人を好きになる場面も出てきます。
実はこの時、自分の本当の欲に気付けるチャンスなんです。
誰かを見て、「私もあんな風になりたい」と感じたこともありますよね。
さらに、人を好きになることも、自分には無い魅力を持っている人に惹かれたりします。
このあこがれという感情は、あなたの金星エネルギーの欲が刺激されているんです。
自分には無い魅力の人を好きになると、恋愛では追いかけたくなりますよね。
追いかける恋愛に多い人は、実は潜在意識から「その魅力や欲は自分で埋めることができるよ、自分でその欲を埋めてごらん」といったお知らせのようなものです。
宇宙はパラドックスの意識で私達にお知らせをくれることがあります。
「それを追いかける」ことで「それを自分で満たしていく方法に気付く時」なんです。
そうやって、意識の外側の環境から分かりやすくメッセージがきているんですね。
なかなか難しいところですが、その気付きが腑に落ちていないと、いつまでも追いかける恋愛をしてしまいがちです。
だから、「人を好きになる」ということは実は深い意識の領域で、「本当の自分の欲に気付き、自分で満たすことに向き合う時」なんですよね。
金星エネルギーからのヒント
ここでは、ホロスコープ上で分かる、あなたの星座別の金星エネルギーからのヒントをお伝えしたいと思います。
あなたの恋愛面で、金星がどのような状態で出ているか？参考にしてみてください。
牡羊座
恋愛面では一途にまっすぐな人が多いです。直感でイイ！と感じる人も多いはず。
裏表のないピュアな心で自分の気持ちをストレートに表現するでしょう。
そのため、明るく表現が分かりやすい、エネルギッシュな人を好みます。
スポーツに打ち込んでいる人にも惹かれやすいでしょう。
牡牛座
パートナーを選ぶ時は、まずその人の雰囲気を重視するでしょう。
自分の感覚・感性を合っているか？その人の仕事柄や年収も気になるところかもしれません。
そのため、慎重にパートナー選びをして、堅実な人を好みます。
食の好みが合い、温厚なゆっくりとした時間感覚が合う人に惹かれやすいでしょう。
双子座
友達の延長に、いつの間にか好きになって、恋愛が始まることが多そうです。
会話のテンポが合う人や情報の引き出しの多い人にも惹かれるでしょう。
あなたの好奇心を刺激してくれる、フットワーク軽く一緒に出掛けてくれる人とのデートはとても有意義に過ごせそうです。
連絡も必要事項のみで、恋愛面でもサラっとした関係性を好みます。
蟹座
男女ともに愛嬌のある優しい人が多いでしょう。
特に相手のしてほしいことをサっと気持ちを汲み取ってあげれる共感力の高さを持ち、大好きな人のために、尽くすことに喜びを感じやすいです。
仕事優先よりも、まずは家庭第一のパートナーを好みます。
獅子座
パートナーがイキイキと何かに夢中になっていたり、表現したりしている人に惹かれやすいでしょう。
自身もそういった活動をしている人を許容してくれるパートナーを好みます。
自分の個性を磨いているクリエイティブな人と熱く語り合うと、いつの間にか恋に落ちているなんてこともありそうです。
乙女座
パートナーへの理想をしっかり持っている人が多く、そのため軽い付き合いから始めるような多くの異性と交流していくのは苦手かもしれません。恋愛に奥手な傾向もあるでしょう。
自分の甘えたい気持ちが献身的で親切な愛となって相手に尽くすことも多いかもしれません。
一度パートナーとなれば、一途に精神面もサポートしてくれる心強い一面を出してくれるでしょう。
天秤座
気が利く、その場の空気を読める人に惹かれやすいでしょう。
パートナーの第一印象も重要なため、自身もファッションなどの見た目や容姿を洗練し、モテる人も多いかもしれません。
男女問わず、社交的で交友関係の広い人とご縁が膨らみ、出会う機会も多く、その関係から紹介でパートナと出会う人もいるでしょう。
蠍座
男女ともに、ミステリアスな雰囲気を出している人が多いかもしれません。
心の深い本音をあまり出せずに、素直になれない時もあるでしょう。
大事なパートナーには言葉は少なくとも、一途にずっと寄り添ってくれるタイプです。
パートナーとは心の深いところで繋がっている関係性を好みます。
射手座
お互いが精神的な成長をしている・しようと頑張っている関係性を好みます。
何かの面でアップデートしている共にシェアできるパートナーを見つけると、精神面の向上心が刺激されて、長続きできる関係性へと成熟していきます。
束縛のような重い関係性のパートナーとは続かないでしょう。
山羊座
男女ともに、社会的な良識のある人に惹かれます。
まじめで誠実な関係性を好み、しっかり者のパートナーを選ぶでしょう。
相手の社会的ステータスもパートナー選びの要因に大きく入るため、お見合いでの紹介で結婚をする人も多いかもしれません。
水瓶座
男女ともに今までの世間の固定観念に縛られたパートナーシップの関係性をあまり好まない傾向があるでしょう。
自由でフランクな束縛の無い関係性を好み、お互い相手の個性や意見を尊重し合える人に惹かれます。
お互いが幸せなら事実婚でも全く問題ないパートナーシップを築けるでしょう。
魚座
男女とも癒しのエネルギーを自然と発している人も多く、モテる人が多いでしょう。
男性では特に中性的なエネルギーで、女性を癒すような雰囲気を持っているため、普通に接しているだけで勘違いされやすいかもしれません。
自分の感情を深く寄り添って受け入れてくれるパートナーを好みます。
感情の共有は２人の間では大事なコミュニケーションです。
