ホロスコープ雑学

繊細さと共感力の不思議な関係性

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自分と他人との共感力

今回は自分と他人の意識の境界線ついて書いてみたいと思います。
これは、過去の私(子供時代から大人になってからも)が特に知っておきたかった、理解しておきたかったことです。

HSPと他人軸

最近では、HSP(Highly Sensitive Person)という名称も聞いたことがある人も多いかと思います。
いわゆる「生まれつき敏感で、周りからの刺激を過度に受けやすい繊細な人」と言われています。
やっかいなことに、この性質が生まれつき強めな人は、もちろん幼少期から無意識にこの性質のまま育っていくことが多いかと感じています。
年齢を重ねて、「繊細さん」として生きていく内に、自分と他人の意識の境界線があいまいになり、当然しんどくなっていくわけです。
過去の私がまさにそうでした。他人軸で生きていくのが普通になり過ぎてしまい、気持ち的しんどいのに、どうしようも、どうしたらいいか分からない状態になっていました。
今、思えばこんなに「しんどい」という分かりやすいメッセージが体中から発せられいるのに、それでも気付くことができないという慢性的に悪化していたんだと思います。

繊細さんのメリットとは?

ただ補足しておきますと、「繊細さん」はデメリットばかりではありません。
無意識レベルで相手の意識の焦点に向くようになっているので、他人との「共感力」という点においては高い人が多いと思います。
「共感力」もただ高いだけでは、他人軸にもなり過ぎてしまいますし、自分自身への価値も低く見積もってしまいがちです。
程よいレベルの「共感力」は男女問わずモテると思いますね。
ここまでは一般的にモテてる人のレベル(他人からの「LIKE」が高い人)だと思います。

自分に共感する大切さ

繊細さんが何より大切にしたいことは、「自分への共感力」を磨いていくことだと感じます。
「自分自身への共感力」を良くすることで、ぐっと生きやすくなります。
このバランスを良くするには?といった点をまとめてみます。

  • 相手にどう思われるか?よりも、まずは「自分が今何を感じて、今どうしたいのか?」に忠実に自分に感じて、自分自身に共感していくこと
  • 自分が相手に対して感じていることを、無意識に感じ取ろうとすることを意識して辞めていくこと

2つめの点については、ここは意識しないと、無意識にそうなってしまいがちなので要注意です。
相手の感情を先回りして感じてしまうことは、長年の癖で出てきてしまうこともあると思いますが、まずはそういった癖があると自覚してみましょう。
自分が感じていることを無視して、犠牲にして、他人に共感していくことをしても悪循環しか生まれません。

過去の私は今思えば笑ってしまう位(当時の私だと全く笑えませんが)、この「自分自身へ共感していくこと」が全くできていませんでした。
そりゃ、生きていくのに心の酸欠みたいになって、しんどくなるワケです。

上にも書きましたが、大人になってもこの慢性的な心のしんどさ、違和感があったわけですが、このしんどさ・違和感からのメッセージは、逆説的に考えると人生を生きやすくなるタイミングや気付きを教えてくれてたりします。

人は魂が肉体に宿って地球に生まれてくる時、魂が肉体を持つ前に考えていた地球上で達成したい人生の課題やチャレンジ目標を完全に忘れて、記憶としてまっさらにして誕生してくると言われます。
人生への違和感・生きずらさは、これから魂がより向上する際に必要なメッセージとなってて、表れてきます。
私の場合は、そのメッセージ・気付きをホロスコープで得たワケですが、人によっては様々は形でメッセージ・気付きを得ている人もいるかと思います。

そして、なによりも自分にアンテナを立てて集中することが繊細さんによって好都合となっていくのです。


私自身も完全に忠実に生きるレベルに達しているワケではありませんが、昔の私から比べると、今の方がすごく正直に生きていると感じるし、生きやすくなっている現状があります。

ホロスコープであなたの魅力や強みを掘り起こして自分自身を忠実に生きたい方、そんな後押しができるようなホロスコープリーディングを心掛けています。
人生の生きやすさとはこんな感じで手に入れることができる、1つの方法だと思ってもらえると嬉しいです。

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ホロスコープと繊細さの影響とは?

月サイン・ハウスと繊細さの関係性

月サインは無意識の領域を扱っている部分も多く、本来無防備なところです。
そのため、ホロスコープでは月サイン・ハウスを繊細さの特徴として1つの目安にしています。
太陽サインは頑張って筋トレはできるけど、月サインは筋トレは合わないということです。
そのため、繊細さとして影響を受けやすい部分でもあります。
ホロスコープで繊細さが出やすいと感じる月サイン・ハウスを考えてみます。
影響が大きいであろう順序に書いています。

  • 月サイン ⇒ ①魚座 ②乙女座 ③天秤座

    ①魚座はそのまま、ホロスコープのカオス担当と言われるぐらいの大きな大きな包容力をもったサインです。
    いいも悪いも全て受け止めて、周りを浄化させてしまうパワーを無意識に持っています。
    それゆえの繊細さを普段から持ち合わせていると感じています。

    ②乙女座は、誰かの役に立ってこそ自分は価値が出るものだと感じる人も多いかと思います。
    そして、自分の中の秩序や環境をクリーンに保ちたいという願望を持っています。
    そのため他人からの粗いエネルギーを感じ取るセンサーも敏感だと感じます。

    ③天秤座は、人との調和、フレンドリーさを作る性質は高い人が多く、いわゆる「いい人」を演じてしまう場面も多いかと感じます。
    「いい人」を演じ過ぎてしまうと、他人の目から見た自分を意識し過ぎてしまい、他人の言動に影響されてしまいます。
  • 月ハウス ⇒ ①7ハウス ②12ハウス ③6ハウス

    これは上記の月サインのハウスに順番は違いますが、それぞれ該当しています。
    ①他人のハウス ②全て包容する浄化ハウス ③奉仕のハウス

    ①7ハウスに個人天体が多い人は、その天体をまず他人に鏡のように映して、実は無意識に他人が使っていたということがあります。
    他人に対してその天体を投影して、自分がその天体を使っている錯覚になっているということです。
    これは無意識レベルで起きていることなので、大人になって人生のどこかでその天体を意識して自分が使っていくことを強くお勧めしています。

月サイン・ハウスの安定の方法とは?

ホロスコープでは、月サイン・ハウスは無防備で不安定な部分とされています。
無防備なところは、自分本来の素であるので、自分の欲には忠実です。
そして、時に自分の欲だけを通そうとわがままになってしまう場合もあります。
月サインの年齢期(0歳~7歳)位の小さい子がよく駄々こねているのは、月サインの特徴そのもので分かりやすいと思います。

では、大人になっても揺らぎがちな月サイン・ハウスを安定させていくにはどうしたらよいでしょうか?

まずは、月のハウス、サインのテーマを意識して毎日の時間の中に少しずつ取り入れて作っていくことをおすすめしています。
月のテーマには、その人の潜在的な深い欲が隠されていますから、その欲を5分でも10分でも満たしてあげることです。
牡牛座なら美味しい物を食べるなどの五感欲、射手座なら本を読み学ぶなどの知識欲などです。

そして、月も満たされ、その次に大事なのはやはり太陽サイン・ハウスの強化だと思っています。
筋トレしがいのある太陽サインは、人生目的であり、こうなりたい自分の未来像(男性性)です。
太陽サインの筋トレをさぼっていると、月サインの女性性の欲だけが大きくゆがんで出てしまうこともあるかもしれません。

要は、月サインと太陽サインのバランスを取ることを意識的に行うのがいいと思います。
自分の欲(月サインである女性性)を太陽サインの男性性で持って何か満たしてあげることができたら、それがたとえ小さい出来事でも自分の中で褒めてあげることです。
この繰り返し作業が、月サイン・ハウスを安定させていくのに、役立つのではないかなと感じています。
私自身も、今だにこの繰り返し作業は継続して忘れないように心掛けてます。
「自分を褒める」ことが増えてくると、太陽サインが輝いてきた証拠です。
月と太陽のバランスは人生の質のバランスにも繋がってきますね。