ホロスコープ雑学

大宇宙を味方に付けるには?

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マクロコスモスとミクロコスモス

私にとって人生の中で色々な気づき・学び・生き方のヒントを得ている1つが、西洋占星術です。

ホロスコープは、「人生の青写真」と言われるがゆえの、たくさんの人生のヒントが詰まっているものになります。
この「人生の青写真」と言われている理由の1つに、「マクロコスモス(大宇宙)とミクロコスモス(小宇宙)」の思想の概念が古くからあります。

ホロスコープを出してみても分かると思いますが、天体(=惑星)の記号が表示されます。
もともと、占星術は空の天空図から日蝕・月蝕、天変地異や国家の行く末など、そういった分野で発展してきました。
これは天空の惑星が神々とされて見なされ、その神々が地球の地上に少なからず影響を与えているという概念が大昔からあったからだと考えられます。
かの有名なエメラルド・ダブレッドに記されている「錬金術の基本原理」とされるものに、次の文章があります。

「下なるものは上なるもののごとく、上なるものは下なるもののごとし」

つまり、神々のいるマイクロコスモス(大宇宙)地球上の人間のいるミクロコスモス(小宇宙)の間には、照応関係がありますよという思想概念です。
この照応関係の考え方は、後の占星術の基本的な概念となり、惑星の定期的な周期を観察することで、その影響や働きを理解し、地球上へ降り注いでいるエネルギーを読み解いていくのが占星術の基盤となっているのです。

猫やん

昔の人は天空の配置をよく観察してたんだねー。
でも今は「占星術」って言えば、その人の性質とかを占うことによく使われてるね。

Maika

そうだね、ちなみに現在のような人の内面の心理や気質を取り扱う分野が特に入ってきたのは、近代に入ってからなんだよ。
今でも「マンディーン占星術」っていう分野では、四季図(春分・夏至・秋分・冬至)や新月・満月といったその時の空の天空配置を取り扱うことも多いよ。
元々、私達は「その時の空の配置のエネルギーを受け取ります」と決めて、その日の誕生日に生まれてきているわけだがら、宇宙と私達の間には照応関係があるということも不思議ではないよね。

大宇宙と小宇宙がリンクする方法とは?

大宇宙と小宇宙の照応関係を説明しましたが、本来の私達の魂(小宇宙)は大宇宙と元々リンクして繋がっています。
大きな大宇宙のソース(愛の光の源)から1つの個として地球上に降り立ち、生を受けています。

1つの個として切り離された魂は、本来の大宇宙のソース(愛の光の源)とは離れて生きていくわけなので、そのため地球上(小宇宙)で生きていくには、人生の中で大変な試練が個々に出てくるわけなのです。
人生の大変な試練のときこそ、お先真っ暗、光が見えないともがくことも多いでしょう。

注意してほしいのは、このもがいてしまうエネルギーが多くなるほど、私達の体の中にため込んでしまうほど、本来の私達が持っているエネルギーがこじれやすくなってしまうわけです。
本来、大宇宙のソース(愛の光の源)のエネルギーはとてもシンプル、純粋な愛の光エネルギーしかありません。
もがくエネルギーは、大宇宙のソース(愛の光の源)とは程遠い場所に魂が離れていってしまうため、余計に分離感が増して、不安感・欠乏感・孤独感が増していってしまいます。

この不安感・欠乏感・孤独感といった感覚が出てきた時は、「大宇宙のソースと離れてしまっているよ」という内なるメッセージが密かに出てお知らせしてくれています。

大宇宙のソース(愛の光の源) は人間が生を受けてからも、そのソースから完全に切り離されるわけでもなく、人間の方が勝手にソースから離れて苦しくなっている状態が多いのです。
だから、このようなお知らせが出てきて、常に軌道修正を促してくれているのですね。

瞑想

では、この人間が陥りがちな、モヤモヤの感情・もがく感情といったエネルギーを減らして、大宇宙のソース(愛の光の源)に近づけるには、どうしたらよいでしょうか?

まず、「瞑想」がとてもお勧めです。
これまで、瞑想は多くの人が取り入れられ、エビデンスも効果があるといった、確固たる実績も多く出ています。

もやもや・もがくエネルギーの思考をストップさせるのに、一番効果的なのが瞑想です。
YouTubeなどで、リラックス音楽をかけて数分間だけでも瞑想するのを習慣化させるだけで、こじれエネルギーが少しずつほどけていくようになります。

ほどけていくと、だんだんと大宇宙のソース(愛の光の源) に近づいていく…、フっとした瞬間に直感も降りてきやすくなるでしょう。
この直感からのメッセージが大宇宙のソースからのメッセージなので、ささいな事でもメモしていくのがおすすめです。
そしてその直感に従って行動していくことは地球上で生きていく時にコンパスのように指針になってくれます。

「直感」は人生をより良くするための、大宇宙と小宇宙がリンクした瞬間のメッセージだからです。

ホロスコープの可能性を信じる

もう1つ、大宇宙のソース(愛の光の源)に近づく方法として、自分のホロスコープの可能性を信じるエネルギーを増やすことです。

誕生日のホロスコープは、 その人自身がその日に生まれてくるという魂の意志の元、大宇宙にある「その時の空の配置のエネルギー」の一瞬の時を閉じ込めた、言わばその人にとって、大宇宙と繋がるための叡智の集合体です。

ホロスコープを読み込めば読み込むほど、ホロスコープからの可能性のメッセージを信じるほど、大宇宙と小宇宙のリンクが増えてきます
リンクが増えてくるほど、もがいてこじれていたエネルギーは少しずつ解消され、本来の自分の生きやすさが出てきたり、自分の能力を活かした仕事で他者貢献できたり、豊かさも巡ってきやすくなります。

確かに、ホロスコープには人生の青写真と言われるほど、その人にとっての耳の痛いような苦手な課題も表現されています。
その課題は、あなたにとって過去にもがいて苦しんだエネルギーとして人生の一部に出てきたかもしれません。

私自身、そのもがいてしまうエネルギーをどうにかしたくて、占星術にたどり着いたワケですが、ホロスコープを見て「あぁ、やっぱりこうなってしまいがちなのか・・・」で終わらせることもできてしまいます。

ですが、ホロスコープを「すでに人生が決まっている運命の象徴」として捉えるのでなく、「人生を変化・変容させて成長させていくプロセスの象徴」としての考えを採用しているノエル・ティル氏の「心理占星術」に共感を受けて私は考えが変わっていきました。
私自身、現在自分のホロスコープの可能性を信じることができているということに至っています。

私のプロフィールにも書きましたが、ホロスコープの可能性とは、自分自身の本当の魅力や才能があることを知って磨いていくこと、それは自分への『愛』を与える行動をしていくということです。

本来、私達の魂がいた場所、 大宇宙のソース(愛の光の源)に近づくには、誕生日のホロスコープから人生のヒントを読み解き、ホロスコープの可能性を信じることが、実は本来の自分らしい魂の生き方、近道だったりもすると感じています。

行動する・創造していく・表現していく

大宇宙のソース(愛の光の源) は目に見えず、形もありません。
ただ、エネルギー体として存在するだけです。
私達は小宇宙という地球に肉体としての魂の器を手に入れて、形として見える存在で生を受けています。
地球上の目に見える形は3次元で表現されています。

つまり、大宇宙と小宇宙がリンクしている状態が本来の私達の魂の好ましい生き方であるとすれば、地球上で生きている以上は目に見える3次元での形として行動していく、創造していく、表現していくことが重要になってきます。

3次元の地球上で大宇宙のソースを形にしていくには、「諦めず継続して行動していく」ことほど、効果的なものはないと私個人は思っています。
行動を続けることでエネルギーは集中化され、それは徐々に形となって表れてきます。

「思考は現実化する」とよく言われていますが、大きな成果・結果を上げている人ほど、大宇宙のソースと小宇宙の自分がリンクして、夢中になって「行動」している人が多いのも納得できると思います。

地球上で生きるということは、「色々な体験(喜怒哀楽)をするために生を受けている」と言われていますが、その体験を通して気づき学んでいくことで、本来の私達のいた心地よい大宇宙のソース(愛の光の源)に近づこうとしている途中経過にいるということですね。