女性が太陽サインを強化した方がよい理由
西洋占星術でクライアントさんのホロスコープをリーディングしていると、女性は特に太陽サインが重要だなと感じることが多くあります。
それは結論から言うと、太陽サインの輝きを自ら放っていくことで、人生の主導権を握ることができ、望む未来が近く現実になってきやすくなるからだと思っています。
占星術の太陽とは?月とは?
一般的に、太陽は自ら光を放っている恒星です。(ちなみに、太陽系の恒星は太陽1つだけです。)
対して、月は太陽に光を照らされ、地球の周りを回っている衛星です。
この地球は陰と陽で成り立っていて、光と闇、男性と女性、宇宙ですと恒星の太陽と衛星の月。
西洋占星術では太陽サイン、月サインがその人自身の陰・陽バランスを取っており、特に重要な天体と位置づけられています。
簡単に説明するとこんな感じです。
星占いでよくある「○○座」って、あれはどっちなの?
あれは、太陽星座(サイン)だよ。素の自分って意外に無自覚なところもあるから、人によっては太陽と月とでしっくりくる方が違うかもしれないね。
特に女性は元々月の性質で無意識に生きている方が多く、過去の私自身もそうでした。
どちらかに大きくバランスが崩れるとやはり生きずらさを感じてきます。
そうなってくると、波動も揺らぎ乱れやすくなってしまい、自分がフォーカスする望む未来が作られにくくなってしまいます。
太陽サインの強化によって波動を安定的にブレないようにしていくことが、自身の波動状態を強くして、望む未来をフォーカスしやすくなってくると感じています。
どっちがいい天体・悪い天体という意味ではなく、バランスが大切になんだね!
太陽サインの強化は自己肯定感にも繋がっていく
「私は自信も無いし、何が好きかも分からない…」といった過去の私は、長い間模索しながら生きずらさを感じてきました。
その後、占星術と出会い、色々と学んでいく内に気づいたことは、ホロスコープの生まれ持った自分の気質を知って、いい面も悪い面も含めてまずはそれらを受け入れることから始めました。
例えば、新しいことを始めようと思ったりしても、その人の気質によってそのチャレンジがすぐに活動的に始められる人、めんどくさくなって続けられない人、怖くなったりして途中で止まってしまう人もいます。
そうなってしまう要因もホロスコープに隠されていますので、まずいったん受け入れて、それでもそのチャレンジを続けたい決心がある場合は、それを乗り越えるヒントもホロスコープに隠されているので、そこを深堀りしてヒントを得てチャレンジしていくことを私はしてきました。
成功・失敗含めて、新しくしたいこと、やりたいことを1ミリでも先に進んでいくことは、自分への「愛」と「許可」を得て、私の場合は生きやすくなっていきました。
『太陽サインの方向性+その方向性で自分のしたいことにチャレンジしていく』ことが太陽サインの強化に繋がって、自己肯定感を高めて、波動も安定し、望む未来を作っていきやすくなります。
じゃー、太陽みたいに「自己発電」したいけど、どうすればいいのかなー?
それには、 『自分は何をしていたら楽しいか?』『何をしていたら元気になるのか?』といったものに気づくことが大事だよ。
それって、自分で気づくことも大事だけど、ホロスコープでも傾向って出てるのかな?
もちろん!その気づきがホロスコーでやっぱり!ってなることも多いよ!
より詳細に傾向を出すには「ハウス」が必要になってくるよ。
太陽サインの先にあるMCポイント
ホロスコープでは、『何をしていたら?どこの分野で?』といった地球上での具体的な場所のことは、『ハウス』で表されています。
この『ハウス』をホロスコープで出すには、「出生時間」が必要になってきます。
「出生時間」が分かれば、格段にリーディング精度が上がり、より詳細に本質に辿っていけます。
そして、このハウスが分かると、MCポイントが出せるようになります。
MCポイントを簡単に説明するとこんな感じです。
ホロスコープで天職や適職を考えるときには、特に太陽とMCのサインとハウスの場所を重要視しています。
どちらのサインもハウスも、その人の仕事にとって重要な方向性になります。
「出生時間はなぜ大切なの?」といったブログでMCポイントの場所ことを書いています。
太陽サイン+MCポイントの相乗効果と仕事
『太陽サインの方向性』に着手していくと、その人ならではの「やる気」が自身の生命エネルギーにエンジンをかけていきます。
そのエンジンで生産性を高めていくと、初期段階は自身のしたいこと・自己愛を満たしながら、次第に『何かを提供して誰かに喜んでほしい』といった純粋な価値がそのエンジンに宿ってきます。
そして、その純粋な価値をMCポイントに向かって、積み重ねてチャレンジしていくことで、あなた自身が創造した唯一の本格的な仕事としての領域に入ってきます。
その純粋な価値が太陽の輝きとなって、MCポイントに向かって積み重ねることで、無意識の内に人を引き付けて、仕事として豊かさのお金に循環していきます。
まず、この『太陽サインの輝きを生み出す能力を磨くこと』はこれからの時代に必要不可欠なことであり、特に女性はこの能力を磨いていってほしいと思っています。
この能力を磨く時に重要なのは、『太陽は自ら光を放っている恒星』であることを思い出して下さい。
他人の太陽の輝きに共鳴して、何かヒントとなるものを得ることもありますが、何より自己発電しない限りはその人本来のオリジナルの太陽の輝きは出てきません。
私の場合、『自己発電=自立して本気で取り組み行動していく』ことだと感じています。
太陽とMCを組み合わせて、こんな流れのイメージになるよ。
太陽サインの方向性で、興味あるしたいことにチャレンジしていく
創造して動いていく (人生の太陽の光を輝かせていく)
↓
自身の軸が形成され始め、波動が強くなり、ブレにくくなる、自己肯定感も高まる
↓
さらにMCポイントに向かって、積み重ねることで、他者貢献にも繋がっていく、豊かさも巡ってくる
↓
人生の主導権を自分で握ることができる、望む未来が近道になる
またホロスコープには、太陽・月だけでなく、他に8天体またはその他の感受点があります。
例えば、一般的に水星(コミュニケ―ション)、金星(感性、好きなもの)といったものは太陽・月の両車輪のようなものとイメージしてください。
太陽・月の骨軸に対して、両側の車輪の方がスムーズに回り始める人、反対に太陽・月の骨軸の方が動きやすい人など、天体同士のアスペクト(角度)によって、人それぞれ特徴は違ってきます。
さらに、土星(苦手意識、心の筋トレアップのようなイメージ)や火星(行動力)も重要になってきます。
ホロスコープのシンボルは色々な天体や要素を絡みながら、青写真を作っています。
「自分の才能深読み鑑定」メニューで、それぞれ個別に深堀りしてお伝えしています。
ちなみに、ここの作者は太陽サイン「蠍座」なんだってー。
最後に、簡単に太陽サインの方向性を示しておきますね!
- 牡羊座
持前の直観力を活かして、幸運の女神の前髪をキャッチできるような素早い行動力、その道のパイオニア的なチャレンジ精神、自身の向かう方向性を絞って、情熱に従って自発的に行動していく - 牡牛座
自分の肉体・五感から感じる感覚機能や感性を信じて研ぎ澄ましていく、自分の体からの感覚を軽視しないでその研ぎ澄まされた感性を創造して形にする、表現していく - 双子座
興味のある情報、集めた知識を外側に向けて循環させていく、多様な情報の中から必要なものを選択していく、最も効果的に伝わっていくにはどうしたら良いか?といった表現力を磨いていく - 蟹座
家族、自身が関わっているコミュニティで、持前のサポート力・直観力を活かして自分をどのように振舞って、表現していくか、感情論よりも客観的に見つめる意識をもつ - 獅子座
できる・できない含めて「ありのままの自分」を認め尊重し、持前の向上心を自分を磨くことに使う、自分の内側からくる喜びや楽しみに従って生きていき、それを多くの人と分かち合っていく - 乙女座
持前の勤勉さ・分析力を活かして、実用的な役立つ知識・情報などを具体性に専門性を高め、それを表現・提供していく、他人の健康のサポートも含め、自身の健康のメンテナスもしていく - 天秤座
皆に好かれようと頑張らなくても、他者との関わりで、自分なりのちょうどよいバランス点を見つけ、その中でお互いに協力し合い対等な関係を築き、自分一人では成しえないような創造性を発揮したり、自己確立をしていく - 蠍座
持前の探究心で、強く惹きつけられる何かを見つけ、熱心に取り組んでいき、それを通して自己表現・自己確立していく、さらに表面上ではなく物事の裏・深層心理などにその探究心で解き明かしていく - 射手座
持前の旺盛な好奇心を活用して、まだ知り得ない未知の色々な分野の中から自分の行動の指針となるようなテーマを持ち集中していく、知識+実践によって学んだことが1つに統合されて、その人なりに構築された考え方・知識を世に広めていく - 山羊座
持前の責任感の強さから、自分自身をどこまで管理して目標達成していくか?その真面目さゆえに自分に全てを抱え込まず、時には合理性よりも無駄や遊びが入るようなゆとりを程よく持ち合わせる余裕を持ちながら成果・結果を出していく - 水瓶座
世間の一般的な「枠」に自分を押し込めずに、持前の「先見性に富んだ感性」を表現していく、自分と同じような感性を持っている人達と協力しながらそのアイディア・才能・技術を磨いていき、強い信念をもってユニークさを世に広めていく - 魚座
持前の高い共感力・サービス精神から他者を癒したり、サポートをしていく、その共感力の高さゆえに自分と他者の感情の境界線をしっかりと区別しながら、地に足を付けていく、適切なときに適切な分だけサポートをして、自分もしっかりと愛していく